海田園黒坂製茶について
そんな、こころに残るお茶と居場所を作りたい。
お茶づくり50有余年、自然の恵みに感謝しながら茶の木と語り、お客様に喜んで頂けるお茶作りを目指して、茶園に優しい有機肥料を主体に化学肥料とのバランスを考えて土づくりに時間をかけながら、おいしいお茶をお届けするため精進いたしております。
茶の木は、妥協するとすぐ茶葉の生育に影響が出ます。その代わり、ちゃんと目をかけてやるとその分応えてくれます。
お茶とまっすぐに向きあい、自分が納得できる、本当においしいと思えるお茶を作っているからこそ、お客様にも自信を持ってお薦めできるお茶ができます。
湯呑から薫るお茶の香りにふと、第二のふるさと海田を思い出す。そんな皆様の心に残るお茶づくりを心掛けるとともに、今後は、実際に茶園に来ていただき、海田茶の生まれるこの自然豊かな海田の景色・空気・気候を肌で感じながら、お茶を味わっていただくような体験や見学なども行っていきたいと思っております。
1961年に海田に生まれ、幼少の頃よりお茶づくりが日常という暮らしの中で育ちました。
代々、お茶の生産者としてお茶づくりを受け継ぐ中、父の代で海田園黒坂製茶を創業。
大学では上京して電子工学を学び、大学卒業共に帰郷し、製茶工場の後を継ぐことを決めました。
茶の木を育てるのは、我が子を育てるようで、楽しくて面白い。この道37年、幾多の失敗と成功を重ね、やっと自分の納得のいくものを作れるようになってきました。
とはいえ、まだまだこれから。現状に満足することなく、
この自然豊かな海田で育つおいしいお茶の香りを皆様に届け、海田をより身近に感じていただけるように、日々研鑽してまいります。
こだわりのお茶づくりMETHOD
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茶葉と土壌の状態をしっかりと見極め、悪い虫が出てもその虫をやっつける虫がいたりといった、自然のサイクルをうまく利用しながら、農薬の使用を極力抑え、低農薬栽培に努めています。
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室町時代から受け継がれてきたといわれる美作番茶。生産者が減少する中、 全国的にも珍しいこの伝統製法を海田園黒坂製茶は今も受け継いでいます。
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お茶の葉は、生き物と同じで繊細です。長年の経験と技術で、生育状態を見極め、土づくりから加工まで一貫して行っているからこそ、茶葉を最良の状態で最適な加工を行うことができます。
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一般的に販売されている煎茶はブレンドされたものが大半ですが、海田園黒坂製茶は単一の品種だけで仕上げた”single origin”や、美作産茶葉を使用した”和紅茶”を製造販売しています。
製品開発DEVELOPMENT
海田園黒坂製茶では、海田茶を使用した6次化加工品として、美作番茶と地元特産の黒大豆・作州黒を使ったパスタソース「茶ノベーゼ」や、美作茶の香りが口の中で広がるメレンゲ菓子「茶レンゲ」など、商品の企画開発もおこなっています。 「茶ノベーゼ」においては、フードアクション・ニッポン アワード2018を受賞いたしました。
製品開発においては当初より、次の世代の方にも海田茶はもちろん、海田を知ってもらいたい。製品を手にすることで、足を運んでいただくきっかけになればという思いをもって取り組んでいます。
今後も、お茶体験に絡めた企画や、工場限定販売品など、様々な製品の開発もおこなっていきたいと思っています。
会社概要SUMMERY
- 商号
- 有限会社海田園黒坂製茶
- 代表
- 黒坂浩教
- 住所
- 〒707-0044 岡山県美作市海田2343
- 電話番号
- 0868-72-2801
- FAX番号
- 0868-72-0748
- 営業時間
- 月曜日~土曜日 8:00~18:00
- 定休日
- 日曜日、祝日
受賞歴AWARD
- 平成24年 岡山県茶品評会|最高位「中国四国農政局長賞」受賞
- 平成25年 岡山県茶品評会|最高位「中国四国農政局長賞」・「岡山県知事賞」受賞
- 平成26年 岡山県茶品評会|「岡山県知事賞」受賞
- 平成27年 岡山県茶品評会|最高位「中国四国農政局長賞」・「岡山県知事賞」受賞
- 平成29年 岡山県茶品評会|最高位「中国四国農政局長賞」・「岡山県知事賞」受賞
- 平成30年 岡山県茶品評会|最高位「中国四国農政局長賞」・「岡山県知事賞」受賞
- 令和元年 岡山県茶品評会|「岡山県知事賞」受賞